ホーム アルコールと健康に関する学術情報 アルコールと健康に関する学術情報(2013)

アルコールと健康に関する学術情報(2013)

T.非臓器特異的な内容、分類が困難な内容
1.疫学・予防的分野
(1) 細胞障害、細胞レベルでのDNA損傷についての研究
(2) 総死亡
(3) がん全般
(4) ADL・QOL
(5) 母子に与える影響
(6) 小児への影響
(7) 青年に与える影響
(8) 大学生に与える影響
(9) 胎児性アルコール障害
(10) 代謝疾患・肥満
(11) その他、身体的影響
(12) アルコール依存症
1 交差遅延回帰パネルを用いたProject MATCHにおけるアルコホーリクス・アノニマスの効果の検討 A-141
2 青年期および若年成人のアルコール使用障害発症の特徴:一般集団を対象とした長期の前向き研究 A-141
3 カナダ退役軍人におけるアルコール使用およびアルコール関連問題と外傷後ストレス障害とうつ症状の関連 A-141
4 アルコール関連障害、薬物関連障害の有無と喫煙状況の関連 〜アメリカにおける飲酒および関連状況に関する疫学調査より〜 A-141
5 シンガポールにおける生涯または12カ月の多量飲酒割合:シンガポールの代表集団における横断研究の結果より A-141
6 生涯アルコール依存症における性差:アルコールおよび関連要因に関する全国疫学調査からの結果 A-141
7 脂肪および肥満関連遺伝子(FTO)の変異はアルコール依存と関連がある A-141
8 アルコール最大飲酒量のゲノムワイド研究 A-141
9 ニューヨーク世界貿易センター9.11テロ事件の生存者におけるアルコール使用障害と飲酒 A-141/A-152
10 米国における心的外傷後ストレス障害とアルコール依存症の共存症 A-141/A-152
11 アルコール使用障害(DSM-5で診断)の持続性の予測と、最近、寛解した者の飲酒パターンの調査:前向き一般集団研究 A-141/A-162
12 メキシコ−アメリカ国境に住むメキシコ系アメリカ人の飲酒状況 A-141/A-169
(13) 認知機能
(14) 精神疾患(アルコール依存症を除く)
(15) ストレス・気分
(16) 嗜好
(17) 事故・交通外傷
(18) 暴力・犯罪
(19) 性行動
(20)その他の社会的影響
1 米メキシコ国境と非国境在住メキシコ系米人のアルコール乱用・依存症 A-169
2 アルコール、大麻、コカインの乱用から依存症へ推移の可能性と予測因子:アルコールおよび関連疾患の米国内疫学調査(NESARC)結果 A-169
3 退役軍人のプライマリケアにおける、ウェブ配信の簡便なアルコールの介入に関するランダム化対照試験 A-169
4 シンガポールの中国人における、血清尿酸レベルと一般的な飲料やアルコール消費との関連 A-169
5 アルコール消費とリンパ系腫瘍、骨髄腫瘍のリスク:The Netherlands cohort studyの結果から A-169
6 少・中量の飲酒と多量飲酒の妊娠初期の影響が5歳児の行動にどう影響するか −子供1628人を調べた前向きコホート研究― A-169
7 高血圧男性の飲酒と中性脂肪、HDLコレステロール比 A-169
8 プエルトリコ大学学生の飲酒・喫煙と社会人口統計学的特徴、食事パターン、学術面から受けるストレスとの関係 A-169
9 アメリカ合衆国の民族/人種における急性アルコール中毒と自殺:国家的な暴力による死亡を報告するシステムから得られた知見 A-169
10 多量飲酒とBNPの増加との関連:2つの集団ベースの研究からの知見 A-169
11 一般人の離婚予測因子としての配偶者との調和のとれない飲酒および調和のとれた飲酒:Hunt研究の結果 A-169
12 ドイツにおける青年期の飲酒による社会経済的地位の格差の1994年から2006年までの傾向 A-169
13 アルコールとその他危険な運転行動:衝突発生と衝突強度への影響 A-169
14 親密なパートナーからの暴力とアルコール摂取頻度・量の飲酒状況関係 A-169
15 アルコール暴露妊娠のリスク軽減を目的とした、電話あるいは面談を用いた短期的介入を比較するランダム化試験 A-169
16 喫煙とアルコール摂取に起因しうる食道扁平上皮癌症例の性差 A-169
17 両親の飲酒問題を認知している青年割合:ウェブパネルを用いたスウェーデン全国調査 A-169
18 高校3年生におけるアルコールと大麻の同時使用について:1976-2001年の動向から A-169
19 アメリカの成人における地域の社会経済状況と薬物使用の関係について A-169
20 精神疾患や薬物使用による障害が及ぼす世界的負担:Global Burden of Disease Study 2010より A-169
21 十分な文献がない中でのストリートチルドレンの薬物乱用の疫学:システマティックレビューとメタアナリシス A-169
22 中高年期における地域の心理社会的な危険性と多量飲酒 A-169
23 幼少期のトラウマや不幸な経験が成人初期における健康、精神的健康、物質使用に与える影響について アメリカの都市部のマイノリティのコホート研究より A-169
(21) 調査手法
(22) 薬理作用
(23) アルコール飲料についての研究
(24) いずれにも分類されないもの
2.基礎研究分野
(1) 小児への影響
(2) 胎児性アルコール障害
1 MAPキナーゼはL1神経細胞接着因子を介して細胞接着を阻害する B-135
2 エタノールは分化系列指定子のバランスを混乱させることで胚性幹細胞の初期神経分化軌道を変更させる B-135
3 マイクロRNA9(MiR-9)の発現抑制とエピジェネティックな調節はエタノールによる先天異常に関与する:ゼブラフィッシュとマウスの胎児性幹細胞モデルでの証明 B-135
4 マウスでの出生前エタノール曝露の催奇形作用はソニック・ヘッジホッグあるいはGLI2のハプロ不全によって増悪される B-135
5 カルモジュリン依存性リン酸化酵素U(CaMKU)はβ-カテニンをリン酸化しβ-カテニンの転写活性を抑制して急性エタノールによる神経変性を仲介している B-135/B-200
6 妊娠期間のコリン栄養補充は、胎生期のアルコール曝露で生じる視床下部β-エンドルフィン産生プロオピオメラノコルチン(POMC)神経でのヒストン修飾、DNAメチル化、およびPOMC遺伝子発現の変化を回復する B-135/B-210
7 出生前のエタノール曝露はFASDモデルマウスの内新皮質回路、皮質遺伝子発現、行動を障害する B-135/B-210
8 アリールスルファターゼBはアストロサイトコンドロイチン-4-硫酸を介して神経突起成長を制御している: エタノールによる調節不全 B-135/B-210
9 ラットで出生前のエタノール曝露は精子形成の開始を遅延する B-135/B-630
10 子宮でのアルコール曝露はラット出生仔の前立腺腫瘍発生の感受性を亢進する B-135/B-630
11 母親の多量のアルコール摂取で生じる酸血症の胎児骨機能における役割 B-135/B-820
12 新生仔脳でのG9a媒介性ヒストンメチル化はエタノールによる神経変性を調節している B-135/B-210
13 アナンダミド-CB1受容体情報伝達は、出生後の新生児でのエタノールによる神経変性や成長後のシナプスおよび記憶障害に関連している B-135/B-210
(3) その他、身体的影響
(4) アルコール依存症
1 マイクロRNA124a発現レンチウイルスベクターによる線条体でのBDNF発現はエタノールによる条件付け場所嗜好性と自発的アルコール消費を低下させる B-141
2 代謝型グルタミン酸受容体2の欠損はアルコール消費を増大する B-141
3 エタノールはDBA2/Jマウス前頭前皮質の血清グルココルチコイドキナーゼ1の発現を調節している B-141/B-210
4 側坐核の過分極活性化NMDA受容体の皮質性の活性化は、味覚嫌悪抵抗性アルコール摂取を媒介する B-141/B-210
5 マウスで、先天性の脳セロトニン欠損はエタノール感受性の低下とエタノール消費の上昇を生じる B-141/B-210
6 慢性アルコールは背側線条体の学習を促進する神経適応を生じる B-141/B-210
7 マイクロRNAの発現特性と機能解析はmiR-382がアルコール依存症の重要な遺伝子であることを示している B-141/B-210
8 ラット側坐核の代謝型グルタミン酸受容体7(mGluR7)のRNA干渉法による発現抑制は過剰なアルコール摂取とエタノール条件付け場所嗜好性試験での亢進に関与している B-141/B-210
9 GABAAR-β1サブユニット遺伝子(Gabrb1)の変異は(GABA神経系による)持続的抑制の亢進を通じてアルコール消費を増強する B-141/B-210
10 ヒトアルコール依存症者前頭前皮質において終末糖化産物受容体の発現上昇は青年期での飲酒とは関連している B-141/B-210
11 青年期での慢性的に過剰なアルコール摂取は神経新生に対するBDNFの効果が関係する抑うつ様症状を生じる B-141/B-210
12 リラキシン-3/RXFP3系はアルコール探索行動を制御している B-141/B-210
13 nNOSとPKC活性で仲介されている持続性GABAA受容体電流に関するエタノールの相反する作用 B-141/B-210
14 アルコール依存症者前頭前皮質でのモノアミン酸化酵素Bの転写活性因子であるKLF11(TIEG2)の発現 B-141/B-210
15 急性ならびに慢性アルコール乱用とその禁酒後の大脳皮質CB1受容体の変化 B-141/B-210
16 ラット内側前頭前皮質のマイクロRNA-206はBDNF発現とアルコール摂取を調節している B-141/B-210
17 HDAC活性の低下を介したエタノールによる神経HMGB1の遊離は脳神経免疫情報を活性化する B-141/B-210
18 エタノールの報酬効果における内因性β-エンドルフィンとエンケファリンの役割 B-141/B-154
19 mTORC1の阻害によるアルコール関連記憶の破壊はアルコールに対する欲求を阻止する B-141/B-154
(5) 嗜好
(6) その他の社会的影響
3.臨床・治療分野
(1) 細胞障害、細胞レベルでのDNA損傷についての研究
(2) 大学生に与える影響
(3) その他、身体的影響
(4) アルコール依存症
1 アルコール障害に対するトレーニング法を活用した順応不良者への介入法の開発 C-141
2 米国の家庭医療におけるアルコール依存症に対するアカンプロサートの効能 無作為二重盲検プラセボ対照試験。 C-141
3 アルコホーリクス・アノニマスは男性と女性で異なる効果をもたらすのか? 大規模臨床調整多数媒介分析。 C-141
4 魚油の補給はコルチゾール基礎レベルを低下させて、関知されたストレスを低下させた:断酒中のアルコール依存患者における無作為、プラセボ対照試験。 C-141
5 アルコール依存症患者に対するバレニクリン酒石酸塩の有効性の評価。二重盲検プラセボ対照臨床試験。 C-141
6 外来患者アルコール解毒治療のためのガバペンチンとクロルジアゼポキシドの対比 C-141
7 アルコール依存症患者における少なくとも飲酒リスクが高い時に必要に応じ使用するnalmefeneの有効性:2つの無作為抽出6ヵ月研究のサブグループ分析から C-141
8 アルコールと他の薬物に対する依存のための慢性ケアマネジメント:ランダム化試験 AHEAD。 C-141
9 ナロキソンによる薬理学的チャレンジとアルコール依存へのキュー暴露: 無作為二重盲検プラセボ対照試験の結果。 C-141
10 クロルジアゼポキシドとロラゼパムのアルコール離脱における二重盲検ランダム化比較試験。 C-141
11 アルコール依存症患者における認知機能のモダフィニルの効果:無作為プラセボ対照試験 C-141
12 重篤なアルコール依存症のためのベンフォチアミンの二重盲検無作為プラセボ対照臨床試験。 C-141
13 静脈内0.9%の塩化ナトリウム投与は救急治療部のアルコール中毒患者の入院期間を減らさない:無作為対照臨床試験。 C-141
14 アルコール依存症のためのGabapentin治療:無作為臨床試験。 C-141
15 アルコール依存的な共存している精神病患者のバクロフェンによる自家中毒:救急医療でのケース C-141
16 アルコール摂取障害の入院患者に対する処方するチアミン治療:どれくらいよく使用さているのか? C-141
17 アルコール離脱を管理する目的のデキストロメトルファンの効能の欠如:予備的な無作為二重盲検プラセボ対照試験。 C-141
(5) 認知機能
(6) 嗜好
(7) 事故・交通外傷
(8) 薬理作用
U.臓器特異的な内容
1.疫学・予防的分野
(1) 中枢神経
1 慢性のエタノール摂取が急性の脳虚血患者の脳神経障害の重症度に及ぼす影響 A-210
(2) 肺
(3) 上部消化器
(4) 肝臓
(5) 膵臓
(6) 腎臓
(7) 泌尿生殖器系全般
(8) 男性生殖器
(9) 動脈全般(動脈硬化含む)
(10) 冠動脈
(11) その他血管系
(12) 骨・骨格系
(13) 乳腺
2.基礎研究分野
(1) 神経系全般
(2) 中枢神経
(3) 肺
(4) 消化器全般
(5) 下部消化器
(6) 肝臓
(7) 冠動脈
(8) その他の臓器
3.臨床・治療分野
(1) 中枢神経
(2) 感覚器系
(3) 上部消化器
(4) 肝胆膵全般
出版物のご案内
情報誌「NEWS & REPORTS」
単行本・書籍
リーフレット・パンフレット
ビデオ・ポスター
最新book
page topへ