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アルコールと健康に関する学術情報(U)

第1章 アルコールを疫学的に捉える
T 飲酒には有益な作用がある(論文番号1〜35)
1.総死亡(論文番号1)
2.呼吸器・循環器系(論文番号2〜5)
3.脂質代謝(論文番号6〜13)
4.糖尿病・メタボリック症候群(論文番号14〜22)
5.神経系・認知機能(論文番号23〜28)
6.悪性疾患(論文番号29〜31)
7.その他(論文番号32〜35)
U 飲酒には有害な作用がある(論文番号36〜98)
1.総死亡・発症(論文番号36〜43)
2.循環器系・高血圧(論文番号44〜52)
3.脂質代謝(論文番号53〜56)
4.消化器系(論文番号57〜65)
5.肝臓(論文番号66〜70)
6.乳癌・卵巣癌(論文番号71〜77)
7.泌尿器系(論文番号78〜80)
8.精神・神経系(論文番号81〜87)
9.妊娠・出産と新生児への影響(論文番号88〜94)
10.その他(論文番号95〜98)
V 飲酒は諸刃の剣である(論文番号99〜112)
99. 白人と黒人における飲酒と冠疾患発症の関連について:ARIC研究 100
100. 飲酒量と虚血性脳卒中の危険因子:フラミンガム・スタディー 101
101. 頚動脈の粥状硬化に及ぼすアポリポ蛋白E、喫煙、飲酒の影響:NHLBI研究 102
102. 地域住民におけるアセトアルデヒド脱水素酵素2の遺伝子多型と血圧値、高血圧の頻度に関する疫学研究 103
103. アセトアルデヒド脱水素酵素2の遺伝子多型とアルコール摂取のコレステロールレベルへの効果 104
104. 男性においてアルコール摂取がインスリン感受性に与える効果 105
105. 男性でのインスリン感受性に関するアルコール摂取の効果:無作為対照試験 106
106. 出生前の母体のアルコール摂取と幼少期の気管支喘息による入院:住民を対象とした追跡研究 107
107. サンパウロ在住の日系ブラジル人におけるヘリコバクターピロリー血清抗体陽性者の
萎縮性胃炎と生活習慣との関連
108
108. 喫煙、アルコール消費量およびカフェイン摂取とパーキンソン病発症危険 109
109. EPI-ITALYコホートにおける自然閉経と関連する要因 110
110. 喫煙と他の生活習慣因子は女性の失禁と関連するか。ノルウェーEPICONT研究 111
111. ビールと肥満、断面的研究 112
112. 16,587人の米国人男性を対象とした食事摂取、身体活動、飲酒、喫煙の変化と
ウエスト周囲径の増加の関連についての追跡研究
113
W その他の疫学研究(論文番号113〜138)
113. 日本人男性におけるアルコール摂取とガンマーグルタミルトランスフェラーゼ(γ−GTP)の関係 114
114. 赤ワイン摂取が健常人で血清ラオキソナーゼ、
アリルエステラーゼ活性とリポタンパク質酸化に与える影響
115
115. 慢性的肝障害が肺グルタチオンホメオスタシスに与える影響 116
116. アルコール飲料に対して高感受性応答を引き起こす原因としてのエタノール 117
117. アルコール酔いによる脳代謝の低下は女性よりも男性でその程度が大きい 118
118. 適度な飲酒がプリンや炭水化物代謝に与える影響 119
119. アルコールデヒドロゲナーゼ2の多型、アルコールの摂取量、
ガンマグルタミルトランスフェラーゼレベル間の関連性
120
120. 禁酒家のレプチンレベルと依存症患者の禁酒後のレプチンレベルに差はない 121
121. 健康人が夕食をアルコール飲料とともに摂取した時の窒素酸化代謝物の急性、慢性の影響 122
122. 血液の流れと健康−本格焼酎の機能性− 123
123. アルコールに対する概日リズムの急速、遅延応答、人の深部体温変化の調査 124
124. 急速なアルコール負荷が骨格筋の代謝に与える影響、運動中の呼気ガス分析 125
125. 肝硬変の病因による栄養失調と免疫変化の差の程度:将来的研究と継続的研究 126
126. 血漿循環フィブリノゲンの安定性と適度なビールの摂取 127
127. 心拍変動から見た「酔い」の評価 128
128. アルコール性コルサコフ症候群における海馬の縮小 129
129. アルコール依存症患者の毛髪中の脂肪酸エチルエステル濃度:
その他の生物学的指標と自己報告によるエタノール摂取量との比較
130
130. アルコール性肝疾患においてアルコールはアレルギー性皮膚炎症状悪化の一因となる 131
131. 健常の老齢者におけるアルコール摂取と炎症マーカー、
プラスミノーゲンアクチベーターインヒビター1の関連性、健康、年齢、体組成の研究
132
132. 慢性肝疾患における大量飲酒とNO代謝産物 133
133. 味覚の遺伝学、口内感覚とアルコール摂取の関係 134
134. 日本人男性における肝細胞障害へのアルコール消費の影響 135
135. 食後の白ワイン摂取が血漿インスリンや血漿グルコースレベルに与える効果 136
136. 毎日の適量の赤ワインやアルコールの摂取は健常人の免疫系に影響を与えない 137
137. エタノールの中枢神経系での作用における性差 138
138. ビールが血漿中のウリジンやプリン基の濃度に与える影響 139
第2章 アルコールを物質として捉える(論文番号139〜324)
1.神経系(論文番号139〜204)
139. エタノール誘導性の脳部位的代謝変化とその動態、行動や認知への影響 141
140. アルコール嗜好性ラット系統の比較研究:アルコール自発摂取量に与える絶食やストレス相の効果 142
141. 若いアルコール嗜好性雌および雄ラットでエタノールの様々な濃度又は
単一濃度のエタノールの同時アクセスがエタノール摂取量に与える影響
143
142. アルコール依存症の治療のターゲットとしてのnociceptin/orphanin FQ/NOPレセプター系:
アルコール嗜好性ラットを用いた近年の研究の概説
144
143. 高アルコール嗜好性C57/BL10マウスの中の低アルコール嗜好性;嗜好性に影響する要因 145
144. アルコール低嗜好性ならびに高嗜好性ラットへの異なるタウリンの反応性、脳マイクロダイアリシス研究 146
145. 適度なアルコールの投与はアルコール高嗜好性ラットで部分的に忌避学習欠損を改善する 147
146. cAMP応答要素結合蛋白質遺伝子の部分的欠損はアルコール飲酒行動を促進する 148
147. アルコール高摂取量HADラットとアルコール低摂取量LADラットにおいて
ニューロペプチドYがスクロースやエタノール摂取に与える影響並びに不安様行動に与える影響
149
148. 高アルコール摂取ラット(HAD)と低アルコール摂取ラット(LAD)における
脳内報酬刺激とスクロースへの異なる応答
150
149. アルコール高摂取量ラットとアルコール低摂取量ラットにおける
部分的大脳グルコース利用におけるエタノールの影響
151
150. 高アルコール嗜好性(HAP)マウスや低アルコール嗜好性マウスにおける
EEGとERPプロファイル、エタノール嗜好性との関連性
152
151. アルコール嗜好性、非嗜好性ラットの側坐核へのDRD2遺伝子の導入はアルコール摂取を減少させる 153
152. Nurr1欠損マウスにおけるエタノール嗜好と回転運動の減少 154
153. Fawn-Hoodedラットにおける抗不安処置がセロトニン、ドーパミン系に与える影響、
量的オートラジオグラフィー研究
155
154. エタノールの摂取と中断はアルコール嗜好性ラットの側坐核におけるドーパミン性、
セロトニン性の機能を変化させる
156
155. アルコール摂取再発時における中脳縫線核中のコルチコトロピン放出因子の役割 157
156. 心理的ストレスとアルコール精神依存症 158
157. アルコールはヒト側坐核でドパミン遊離を生じる 159
158. 男性アルコール依存症患者でのD1ドパミン受容体遺伝子DdeIの遺伝子多型と刺激欲求との関連 160
159. G蛋白質βγ二量体は、PKA情報伝達を促進する際のドパミンD2受容体と
アデノシンA2受容体の相乗作用を仲介し、エタノール消費を調節している
161
160. ラットでエタノール摂取におけるtetrahydropapaverolineの役割の再検討 162
161. 2杯のカクテル、アデノシンドーパミンとβγツイスト 163
162. 拡散型ヌクレオシドトランスポーターの1型はエタノールによる酩酊や行動変化を調節している 164
163. ラットにおけるオペラント条件付けエタノール自己投与はアデノシンA2受容体で調節されている 165
164. type 1 平衡型ヌクレオシド輸送体はエタノールの酔いや嗜好性を調節する 166
165. エタノールは薬と類似しているか?エタノールの中枢効果におけるアセトアルデヒドの役割 167
166. エタノール誘導性の条件付け味覚嫌悪学習におけるカタラーゼの役割、
3-アミノ-1,2,4-トリアゾールを用いた研究
168
167. 中枢のNPY2レセプターの阻害はラットでエタノールの自発的摂取を抑制させる 169
168. ニューロペプチドY Y5レセプターはオペラントのエタノール自己投与の開始、持続を調節している 170
169. メスラットにおけるニコチン、アルコールの相互作用と
オペラントビジュアルシグナル検出課題における注意パフォーマンス
171
170. 状況的恐怖条件付けにおけるニコチンとエタノールの影響における神経ニコチン受容体の役割 172
171. 慢性的なエタノール摂取はラットの特定の脳領域におけるカンナビノイド受容体(1)
遺伝子発現を調節している
173
172. マウスにおけるエタノールとカンナビノイドの急性効果によって生じる運動失調と
アデノシンA1受容体アンチセンスの経口/末梢/小脳内投与による拮抗作用
174
173. モルヒネがアルコール摂取に与える促進効果はナロキソンだけではなく
カンナビノイドレセプターB(1)アンタゴニストSR141716によっても抑制される
175
174. GABAレセプターの阻害はHPEにより引き起こされるエタノール摂取の阻害効果を変化させない 176
175. ウィスキーの熟成はGABAAレセプター応答の効果を増加させる 177
176. エタノールに嗜好を示さないラットにおけるGABA Aレセプターβ1,α1,γ2の
サブユニット遺伝子の新しい遺伝子多型の分子的特徴付け
178
177. エタノールによるラット海馬のGABAA受容体機能の調節には脳神経ステロイド生成系が関与している 179
178. 脳内アロプレグナノロン濃度に関するエタノール投与・摂取の効果でみられるC57BL/6マウスでの性差 180
179. ヒト脳の各領域ならびに細胞レベルでのCYP2D6の発現について:
アルコール依存症者での(CYP2D6の)高発現
181
180. FynキナーゼとNR2B-を含むNMDAレセプターは急速なエタノール感受性を調節するが
エタノール摂取量や条件付けの報酬効果には作用しない
182
181. NMDAレセプターにおけるエタノールの感受性 183
182. アルコールはスクロース感受性味覚神経経路を活性化させる 184
183. ラットのアルコールへの渇望、随伴行動と視床下部外側野 185
184. 線虫のエタノールに対する応答行動におけるBKカリウムイオンチャネルの中心的役割 186
185. エタノールの脳室内投与が摂取行動に与える影響と特定の脳部位におけるc-Fos免疫反応性の誘導 187
186. 食事と共のエタノール提示はラットでエタノール摂取自己反応形成を誘導する。
長期間の維持と持続時間への効果
188
187. アルコールは長期間睡眠マウス並びに短期間睡眠マウスの視索上核中のc-Fos発現に異なる影響を与える 189
188. 慢性的なエタノール消費はオスラットの視床下部におけるpro-opiomelanocortin遺伝子と
period遺伝子のmRNA発現の日内変動を損ねる
190
189. 時計遺伝子のPer2はグルタミン酸神経系に影響しアルコール消費を調節している 191
190. エタノールとドコサヘキサエン酸がPC12細胞において神経成長因子誘導性神経突起形成や
神経特異的成長関連タンパク質遺伝子の発現に与える効果
192
191. 出生前のエタノール暴露による海馬リン脂質プロファイルの変化 193
192. 長時間の禁酒で生じる(脳)細胞増殖の一時的で特異的な亢進は海馬神経細胞新生を増加させる 194
193. in vitroにおけるポリフェノールの強力な抗アミロイドと繊維不安定化効果:
アルツハイマー病の予防と治療への関連性
195
194. ペプチドフラグメントNAPVSIPQによるエタノール誘導性発達段階毒性阻害における
神経保護とエタノール拮抗性の異なる効果
196
195. 生後4日目のラットへエタノールを投与した後のプルキンエ神経死の時間的変化 197
196. 急性エタノール処理後のマウス脳での遺伝子発現のマイクロアレイによる解析 198
197. 慢性的なエタノール消費は一時的に成人の神経前駆細胞の増殖を減少させる 199
198. 老齢ラットの脳において慢性的なアルコール摂取により引き起こされるストレス応答 200
199. 共通した遺伝子がエタノールによる自発行動量、不安様行動、ストレス軸への感受性に影響を与える 201
200. エタノール摂取と運動感作:異なった遺伝子型のマウスにおける脳のカタラーゼの役割 202
201. マウスでのプロテインキナーゼCεの条件的救済はエタノールの嗜好性と催眠感受性を調節する 203
202. ラット線条体で遊離した内因性のアスコルビン酸はエタノールによる水酸基ラジカル生成を抑制する 204
203. オランザピンはアルコールに対する欲求を低下する:
薬物療法による効果とドパミン受容体のVNTR遺伝子多型
205
204. ナルトレキソン、アカンプロサート、および両者併用によるアルコール依存症の再発防止の効果:
二重盲検、プラセボー対照試験研究
206
2.内分泌系(神経内分泌を含む)(論文番号205〜217)
205. スクロース摂取をしている副腎摘出ラットでのコルチコステロンの脳室内投与は
エネルギーの蓄積を阻害し、視床下部−下垂体軸を刺激する
207
206. 様々なストレッサーとコルチコステロンとの相互作用はラット室傍核における
コルチコトロピン放出ホルモン遺伝子発現を制御する統合的メカニズムを明らかにする
208
207. CRH1レセプターを欠損したマウスにおけるストレス誘導性のアルコール摂取の促進及び遅延 209
208. 社会的孤立はエタノールのステロイド(ホルモン)性効果に対するラットの感受性を亢進する 210
209. 機能的な副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン(CRH)受容体欠損マウスでは、
ストレスによるアルコール摂取の増強が遅延して(生涯)持続する
211
210. アルコールはラットの副腎髄質機能とストレス応答を変化させる 212
211. エタノールはCRF1レセプターを通して中枢扁桃体中のGABA性伝達を増強する 213
212. コルチコトロピン放出ホルモンCRF 欠損マウスによって明らかとなったCRFが
エタノールの摂取量、感受性、報酬系におけるCRFの役割
214
213. アルコール依存性患者における視床下部−下垂体−副腎軸の解毒への適応は
アルコール中毒の家族歴の影響を受ける
215
214. 長期間のアルコール摂取は視床下部室傍核中の小細胞性の神経細胞において
CRHやバソプレッシン免疫反応性とmRNA量の可逆的抑制を引き起こす
216
215. 神経下垂体においてアルコール耐性に寄与する全体的なチャネルの可塑性 217
216. エタノールはストレス応答とラット組織におけるインシュリン結合性に影響を与える 218
217. ショウジョウバエで神経系インスリン情報伝達はエタノール中毒を制御している 219
3.肝臓(論文番号218〜247)
218. マウスのアルコール依存性の肝毒性とミトコンドリア機能障害におけるiNOSの役割 220
219. エタノール依存性の肝毒性ストレスに応答したミトコンドリアのプロテオームの修飾 221
220. エタノールを投与したp53欠損マウスにおける肝細胞死の抑制と肝臓異形成の早期出現 222
221. ベタインやタウリンの投与はエタノールと四塩化炭素投与によってラット肝臓で誘導される
肝繊維化と脂質過酸化を妨げる
223
222. マウスの脂肪肝モデルで酸化的DNA傷害とDNA修復酵素の発現が逆相関している 224
223. S−アデノシル−Lメチオニン;肝障害の治療における役割 225
224. S−アデノシル-L-メチオニンと動物モデルにおけるアルコールによる肝臓病との関連、
人における初期介入の関係
226
225. S-adenosylmethionine(SAMe)はマウスにおける急性アルコール誘導性肝毒性に対して保護作用を示す 227
226. CYP阻害剤1 aminobenzotriazoleはラットやマウスにおける
アルコール誘導性肝障害に関連する酸化ストレスを阻害しない
228
227. エタノールを摂取させたラットからの肝細胞においてベタインは上昇した
S−アデノシルホモシステインレベルを低下させる
229
228. S−アデノシルホモシステインはマウスや肝細胞においてTNF-alphaによる肝毒性への感受性を高める:アルコール性肝障害における有力な病因的要素 230
229. Baxはvoltage -dependent anion channelと相互作用し、ラット肝細胞でエタノール誘導性細胞死を媒介する 231
230. マウスにおけるエタノールによるTNF alpha誘導性のRasの活性化が
肝障害とは無関係に肝細胞の増殖を促進する
232
231. エタノール誘導性高ホモシステイン血症とマウスのアルコール性肝障害におけるTNF -alphaの役割 233
232. ラットにおけるアセトアルデヒドの蓄積はクッパー細胞のTNF -Alpha放出を抑制し、急性肝炎を緩和する 234
233. マウスにおいて、エタノールが原因となるTNFalpha誘導性のrasの活性化が
肝障害とは非依存的に肝細胞の増殖を促進する
235
234. S−アデノシルメチオニンと5’-メチルチオアデノシンによる
リポ多糖誘導性のTNFαプロモーター活性の阻害
236
235. NFkappaBの活性化の抑制が亜鉛によるLPS誘導性TNFalpha産生と肝障害の阻害に関係している 237
236. 慢性的、自発的にアルコール摂取をさせたラットモデル肝臓におけるマイクロアレイ解析 238
237. ラットにおけるアルコール性肝障害はPPAR{alpha}制御遺伝子の
発現の減少と関係があり、PPAR{alpha}の活性化によって改善される
239
238. ペルオキシソーム増殖薬応答性受容体(PPARa)はアルコールによる肝障害を防御する 240
239. ピオグリタゾンはc-Metの発現誘導によってラットのアルコール性脂肪肝の進展を阻止する 241
240. 食餌性飽和脂肪は脂肪酸代謝と膜組成を変えることにより、ラットにおけるアルコール性肝毒性を弱める 242
241. ヒヒとヒト肝臓におけるアルコール性肝疾患の遺伝子発現プロファイリング 243
242. アルコール誘導性肝細胞障害モデルとしてのWIF-B細胞 244
243. エタノールの慢性的胃内投与マウス肝臓における大規模な遺伝子プロファイリング 245
244. エタノールがKupffer 細胞のエンドトキシン感受性を変化させる 246
245. Ethyl pyruvateがマウスにおける急性アルコール誘導性肝障害と炎症を改善する 247
246. ヒスタミン2塩酸塩はラットにおける初期のアルコール誘導性肝障害を保護する 248
247. ラットの肝臓と培養肝細胞において慢性的なエタノール消費がinterleukin-1が媒介する
シグナル伝達を促進する
249
4.その他のアルコールの生体への影響(論文番号248〜259)
248. 慢性的なアルコールの消費がラット胃腸系のエタノールやアセトアルデヒド代謝系に与える効果 250
249. 高濃度のアセトアルデヒドがニコチン性コリン作動性とα2アドレナリン性作用を通して
小腸のエタノール吸収の阻害に与える寄与は少ない
251
250. 低濃度のエタノールがヒトの腸の細胞で細胞死を誘導する 252
251. アセトアルデヒドデヒドロゲナーゼ2遺伝子の大量発現はヒト臍帯静脈内皮細胞における
アセトアルデヒド誘導性の細胞障害を抑制する:ERKとp38 mitogen -activated protein kinaseの役割
253
252. アルコールは骨格筋や心筋でc-myc mRNAやそのタンパク質を増加させる 254
253. 内皮接着分子の発現におけるアルコール消費の影響 255
254. ラットでカルシウムカルバミドとエタノール投与は血中アセトアルデヒドの上昇、
心筋アポトーシス、アポトーシス調節遺伝子の発現を変化させる
256
255. 中等度と高度のアルコール消費は循環系接着分子レベルに異なる影響を与える 257
256. ラットの血圧、血漿中の一酸化窒素や抗酸化物のアルコール誘導性応答変化 258
257. エタノールによるsterol regulatory element -binding protein-1による
転写後調節がラット肝臓のclass I アルコール脱水素酵素を誘導する
259
258. 適度な飲酒はラットやヒトにおいて肝臓mRNAをアップレギュレートすることにより
パラオキソナーゼを刺激する
260
259. 膵臓腺房細胞におけるエタノールの毒性:非酸化的脂肪酸代謝産物による媒介 261
5.特定の種類のアルコール飲料の効用(論文番号260〜296)
260. 赤ワインのポリフェノールは内皮酸化窒素合成酵素の発現を増加させ、内皮細胞からの酸化窒素分泌を促す 262
261. 赤ワインや葡萄中に含まれる天然成分リスベラトロールによるプロテインキナーゼCKII活性の阻害 263
262. 赤ワインのポリフェノールは腸ガン細胞の成長を阻害し、
マイトジェン活性化タンパクキナーゼの活性パターンを変化させる
264
263. 実験モデルにおけるポリフェノールの抗血栓症効果;
適度なワイン摂取による血管のリスク減少メカニズム
265
264. J774齧歯類のマクロファージによるリポプロテインの酸化は
赤ワインポリフェノールにより阻害されるが、エタノールによる阻害は起こらない
266
265. 赤ワインポリフェノールはLDL レセプターの発現と活性を増加させ、
ヒトHepG2細胞からのApoB100の分泌を抑制する
267
266. ワインフラボノイドのLDL酸化やアテローム性動脈硬化症に対する保護効果 268
267. 赤ワイン中の抗酸化ポリフェノール成分の吸収と代謝 269
268. 肝ガン発症ラットにおける葡萄や赤ワイン中に含まれるファイトアレキシンの
リスベラトロールの脂質低下作用
270
269. 赤ワイン成分のポリフェノールであるリスベラトロールは虚血再潅流、
血小板活性化因子または酸化物により誘導される過酸化物依存性炎症応答を防御する
271
270. リスベラトロールはアンジオテンシンII誘導性のAkt/プロテインキナーゼBやp70 S6キナーゼのリン酸化を抑制し、その後のラットの大動脈平滑筋細胞における肥大を抑制する 272
271. cDNAマイクロアレイを用いた人卵巣ガン細胞におけるリスベラトロール誘導性遺伝子発現プロファイルの遺伝子レベルの分析 273
272. マウスに経口投与後の組織中の癌予防因子ポリフェノールである14C-トランスリスベラトロールの寄与 274
273. リスベラトロールダイマーvarepsilon-viniferinによるヒトチトクロームP450酵素の阻害の違い:
アルコール飲料中のリスベラトロールとポリフェノールとの比較
275
274. 赤ワインポリフェノールはレドックス感受性メカニズムを通して豚の心大動脈中の
内皮依存性のEDHFによる弛緩を引き起こす
276
275. ワインポリフェノールとエタノールはスーパーオキサイドをスカベンジせず、
内皮細胞の一酸化窒素産生にも影響を与えない
277
276. 赤ワインがブタの冠動脈におけるホモシステイン誘導性血管内皮障害を保護する 278
277. アルコールを除いた赤ワインは動脈壁の脂質過酸化の阻害と無関係に
アポリポプロテインE欠損マウスでアテローム性動脈硬化症を減少させる
279
278. タナ赤ワインの中性画分の酸化ストレス誘導性細胞死に対する細胞保護作用 280
279. アルツハイマー様の傷害における保護因子としての赤ワイン微量栄養成分 281
280. 赤ワイン摂取が腎臓において遊離脂肪酸組成に与える影響 282
281. ワインや他の植物由来の飲料の抗酸化能力の比較研究 283
282. 植物ポリフェノールは胃内病原体ヘリコバクターピロリにより分泌される毒素VacAを阻害する 284
283. 白ワインと赤ワイン抽出物中にふくまれるエストロゲン様活性 285
284. ポリフェノールが高濃度に含まれたシャルドネ白ワインが糖尿病ラットに与える影響 286
285. 肥満と糖尿病ウイスキーに、糖尿病性合併症を予防する成分 287
286. Fischer 344ラットにおいて、ビール摂取がazoxymethan誘導性大腸ガンの発ガンを阻害する 288
287. ビールコンジナーはムスカリン様アセチルコリンレセプターを介して胃腸運動を刺激する 289
288. ビールによるマウスの肝臓と肺におけるヘテロサイクリックアミン誘導性DNA付加体形成の阻害効果 290
289. フェノール抗酸化物質の質と食物中の質:2種類のビールが動物のアテローム性動脈硬化に与える効果 291
290. ラットのD-ガラクトサミン誘発肝障害に及ぼす大麦焼酎粕の影響 292
291. 清酒中に含まれるα-エチルグルコシドの新たな機能性 293
292. 樽酒中の成分同定とその健康増進効果 294
293. 乳酸菌IFO-12005を用いて発酵させたγ-アミノ酪酸を多く含む米焼酎粕の高血圧自然発生ラットへの影響 295
294. 大麦、サツマイモ、米焼酎の蒸留後スラリーから製造した酢の生理活性のin vitroでの評価 296
295. アルコール分析に応用できるエネルギー調整方法 297
296. 醸造食品の機能性 298
6.アルコール飲料の味に影響を与える要因(論文番号297〜300)
7.アルコールの影響を和らげる飲料(論文番号301〜304)
8.物質としてのアルコールのその他の研究(論文番号305〜324)
305. 乳房組織における多環式芳香族炭化水素DNA adductレベルへの
アルコール消費量とGSTMI遺伝子型の相互作用
307
306. ラットでIL-1とTNFの拮抗薬はエタノールによる骨折治癒過程の抑制を防ぐ 308
307. アルコール消費はメラノーマ腫マウスで体重減少を促進する 309
308. ラットにおけるビール摂取の因果関係、急速な抗不安や失調性効果と退薬症状誘導性不安 310
309. 雄のエタノール嗜好性AAラットの母からの分離はエタノール摂取の獲得を変化させる 311
310. エタノール探索行動の再発に与えるストレスと薬物の相加的効果;
コルチコトロピン放出因子やオピオイドメカニズムの同時活性化の役割と依存の履歴による悪化
312
311. アルコール嗜好性AAラットにおいてメラノコルチンレセプターリガンドが
エタノール摂取やオピオイドペプチドレベルに与える影響
313
312. エタノールの前投与は味覚嫌悪学習におけるエタノールとコカインの相互作用を減少させる 314
313. フーゼル油が動物の二日酔いモデルに与える影響 315
314. アルコール中毒における紅茶の抗酸化作用 316
315. 適度なアルコール摂取がABCA1が媒介するコレステロール流出を増加させる 317
316. マウスによるエタノール摂取におけるfynチロシンキナーゼの役割 318
317. 酸化ストレスとしてのミトコンドリアのALDH2欠損 319
318. マウスの大量飲酒モデルにおいてエタノールはToll-like receptorを介して
誘導されるサイトカイン応答とEscherichia coli への先天的抵抗性を抑制する
320
319. Fasとcaspaseカスケードによって媒介される細胞死の誘導を介した
Hop Bitter Acids(Beer Aroma)によるガンの化学的予防機構
321
320. エタノール曝露はエンブリオニックオーガナイザーの遺伝子発現に影響を与え、
レチノイン酸レベルを減少させる
322
321. アルコール誘発性胎児小頭症における転写制御因子Pax6の重要な役割 323
322. エタノール暴露時の亜鉛補充はマウスでの(エタノールの)催奇形作用を軽減する 324
323. 幼児ラットにおいてアルコールと非アルコールフレーバーの間で、
刺激前暴露は条件付け味覚嫌悪の生成を減少させる
325
324. 早産の出生後ストレスはアルコールを与えた幼児ラットで行動を悪化させる 326
第3章 飲酒行動およびその影響を理解する(論文番号325〜380)
1.飲酒行動に関する社会学・心理学的研究(論文番号325〜374)
325. 思春期における非行と出生前アルコール曝露の関連 328
326. アルコール依存症者における幼年期の心的障害 329
327. 不法な薬物使用の世界へ:曝露機会とアルコール、タバコ、マリファナ、コカイン使用に関連した機序 330
328. 飲酒開始年齢と飲酒後不慮の事故 331
329. 国民の一般集団における初回飲酒年齢と現在の飲酒指標との関連 332
330. 日本人中学生における飲酒、喫煙および溶剤吸入の生涯普及率:伝統と都会化 333
331. 早期飲酒に関連した公衆衛生問題についての10年間追跡研究 334
332. 大学1年次から青年期早期にかけての多量飲酒とストレス、
緊張を低減させるための飲酒、性別や性格との関係
335
333. 二日酔い症状スケールの開発と確認:大学生における二日酔い症状の罹患率と関連 336
334. 思春期における散発的な多量飲酒行動の経過と青年期の健康状態との関連 337
335. アルコールによって得られる快楽への期待や仲間の非行行動・仲間の違法薬物使用は
未成年者における衝動性と飲酒行動の関係に影響を与えるか?
338
336. 反社会的生活習慣が健康に与える影響 339
337. 歯の外傷の生涯有病率の増加と過去の歯以外の外傷や精神的苦痛、アルコール多量摂取との関連 340
338. 人口消費モデル、アルコール・コントロールの実践、およびアルコールに関連した交通事故死 341
339. 臨床指標、生物学的マーカーとCAGE質問票の総合使用による大規模住民の中からの
重症アルコール多飲者の同定
342
340. 社会人類学的、精神社会学的要因の代謝症候群との関連。ルンド地域における「女性の健康」研究より 343
341. 多くの不健康行動要因を規定する社会人類生態学的要因 344
342. フランスにおける喫煙、アルコール消費、低身体活動、肥満:
個人および地域における決定要因の多面的分析
345
343. ドイツにおけるアルコール消費と関連する要因 346
344. 9月11日のテロリスト攻撃事件以降のニューヨークマンハッタンにおける
タバコ、アルコール、マリファナ使用の増加
347
345. ストレス関連性の飲食・飲酒行動とBMIおよびこの行動の予測因子について 348
346. 健康関連行動間にみる相関:成人の七年間追跡調査 349
347. ヒトでストレスとアルコールが主観的状態に与える効果 350
348. アルコール摂取後、短期的に食欲減少がおこらないのは
アルコールが含まれていると確信する事には関与しない
351
349. アルコール消費と炭水化物欠乏性トランスフェリンによる体水分含量への影響 352
350. 縦断的解析による壮年期における生活上の出来事とアルコール消費との関係 353
351. 米国の高齢者の飲酒行動:国民健康調査1997-2001 354
352. 75歳以上の高齢者の飲酒パターンとその規定要因:
地域における高齢者の機能評価と管理に関するMedical Research Councilトライアルの結果から
355
353. アルコールスクリーニングテストの結果と治療歴を用いた、
退役軍人プライマリーケア患者における危険飲酒の重症度の評価
356
354. 週末の大量飲酒と殺人について:ロシアにおけるアルコールと暴行事件の社会的関連 357
355. 自殺念慮と飲酒の関与: MATCH研究の解析 358
356. 単極性うつ病、生活状況の脆弱性と問題対処のための飲酒の関連について 359
357. オーストラリア全国調査で明らかになった精神障害診断統計便覧第4訂診断基準による
重症うつ病の頻度と関連因子
360
358. 都市に住む黒人若年者におけるうつ症状と飲酒の関係に関する縦断研究 361
359. 就業中とそれ以外の精神社会的状況と精神の不健康状態:うつ症状、精神障害、多量飲酒 362
360. ニューヨーク西部におけるアルコール飲料の嗜好と飲酒者・非飲酒者の特徴 363
361. 飲用するアルコール飲料の種類と自己申告健康状態との関連 364
362. アメリカの世帯標本におけるアルコール消費と健康増進活動との関係:余暇の身体活動量との関係ついて 365
363. 飲酒量及び飲酒パターンと疾患発症との関係について:概説 366
364. 壮年期男女における飲酒パターンと死亡の関連 367
365. 若年女性における飲酒パターンと2型糖尿病の危険性について 368
366. 飲酒パターンと非致死的心筋梗塞の危険: 一般集団における症例対照研究 369
367. 飲酒パターンと管理医療プログラム(健康保険)の利用度 370
368. 基本健康診査受診者の基本属性:JPHC研究ベースライン結果より 371
369. 日本における栄養サプリメント使用者の人口統計学的特徴、生活習慣、健康状態、および栄養摂取状況 372
370. ワイン飲酒者ではメタボリック症候群の頻度が低い−飲酒習慣か他の生活習慣か? 373
371. 日本在住日本人とハワイ在住日系アメリカ人における循環器疾患危険因子の相違:INTERLIPID研究 374
372. 冠動脈疾患の危険因子の集積:生活習慣との長期的関連 375
373. フランスにおける飲酒と食事―生活習慣の大きな役割 376
374. フランス、スウェーデンの自動車産業労働者における婚姻状態と循環器危険因子 377
2.有害飲酒行動の改善(論文番号375〜380)
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