適量のお酒は楽しい気持ちをさらに増加させる効果や、緊張感を和らげたり良好な対人関係を促す効果をもち、ストレスを解消させます。
家族や友人と共に語り合ったり笑ったりしながら、お酒の味とその場の雰囲気を楽しんで上手に飲みましょう。
お酒のさまざまな効用
- 酒は百薬の長
- お酒は人類の歴史とともに、人々のよきパートナーとして存在してきました。また、昔から「酒は百薬の長」といわれ、適量であれば、精神や健康にもプラスとなるばかりか、社会生活を営む上でも効用があります。
- 社会生活での効用
- 冠婚葬祭等の人生の節目となる儀礼や歓送の際、お酒を仲立ちにして、お互いのコミュニケーションを図ることで、人間関係を円滑に維持するのに大きな役割を果たしてきました。
- 精神的効用
- 身体的効用
- お酒の効用を医学的な面から裏づけるデータがあります。
適量のお酒を適正に飲んでいる人は、お酒を全く飲まない人や大量に飲む人に比べて、死亡率が低いのです。これを示すグラフの形から「Jカーブ効果」と呼んでいます。
これは、アルコールの虚血性心臓病(心筋梗塞、狭心症など)に対する予防効果が要因と考えられています。アルコールが心臓病を予防する善玉コレステロールの量を増やし、悪玉コレステロールを抑えるのです。
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全死亡率:病気だけでなく、事故、事件を含めたあらゆる原因による死亡率。「全く飲まない」人を1とした場合の各飲酒量ごとの相対的な死亡率をグラフにした。 |