長い時間飲み続けると、自分の適量を超えて酒量が増えてしまい、大量飲酒につながり、また、翌日になってもアルコールを代謝しきれないために、二日酔いになってしまいます。ほどほどの時間で切り上げるようにして、節度ある飲み方を心がけましょう。
個人差はありますが、2単位のお酒(ビールなら中びん2本、日本酒なら2合、焼酎なら1.2合)を肝臓で分解するのに平均6〜7時間前後かかるといわれます。これは、睡眠によって早まるわけではありません。
例えば、宴会などで、24時までお酒を飲んでいた場合を考えてみましょう。飲み終えた時点で3単位相当以上のアルコールが体内に残っていると、アルコールが抜けるまでに、少なくとも9時間かかると考えられます。そのため、翌朝8時になっても体内にアルコールが残っているという計算になります。
アルコールが分解されてできるアセトアルデヒドは毒性が強く、十分に分解されないで体内に残ると、頭痛がしたり、胃粘膜の障害により、胃痛や吐き気をもよおすこともあります。この不快な症状が二日酔いです。さらに、自責の念から精神的にも憂うつになってしまうことがあり、それが症状を悪化させます。
飲み過ぎによる急性影響と、習慣化による慢性影響があります。
急性影響 |
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慢性影響 |
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